「朝早起きしてランニングするのって、ぶっちゃけどうなの?」
「朝にランニングするメリットや注意点を教えて!」
「朝ランすると体に悪いって本当? 突然死のリスクもあるって聞いたことがあるけど…」
このような疑問や悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では以下を中心に解説していきます。
- 朝にランニングするメリットや効果
- 朝ランの危険なリスクを軽減する適切な準備や、朝ランの効果を倍増させる裏技
- 朝ランにオススメの服装やアイテム
本記事を読めば、健康的に朝ランをはじめる上での必要十分な知識が取得できるでしょう。
ぜひ、朝ランの安全で適切なやり方を身に付けて、明日から挑戦してみてください。
Table of Contents
朝にランニングする効果やメリット:朝ランはビジネスパーソンの強い味方
朝にランニングする効果やメリットにはこれらがあります。
- 一日の生産性・活力が向上:ストレス解消で脳がスッキリ
- ランニング仲間ができる:世界が広がる・ビジネスチャンス
- 睡眠の質が向上:セロトニン・メラトニンの効果UP
- ダイエット効果:筋肉が増えて基礎代謝がUP → スタイル・顔色も良くなる
一日の生産性・活力が向上:ストレス解消で脳がスッキリ
朝にランニングをすることで、ドーパミンとテストステロンという二つのホルモンが分泌されます。
/ ドーパミン / dopamine /
神経伝達物質の一つで、快く感じる原因となる脳内報酬系の活性化において中心的な役割を果たしている。
引用:ドパミン | e-ヘルスネット(厚生労働省)
テストステロンは、人の性格や考え方、そしてその人の社会性にも多大で強烈な影響があることが最近の研究で明らかになってきました。すなわち、大胆でリスクを恐れない、決断力のある、男らしい行動といった映画のヒーローのような生き方、そのような精神や行動の源になっているのがテストステロンだとわかってきたのです。また好奇心や挑戦する心、冒険心、などいわゆるチャレンジ精神にもこの主要な男性ホルモンであるテストステロンが大きく関与しているのです。
引用:テストステロン(男性ホルモン)│京都市の泌尿器科 北村クリニック
これらのホルモンは、一日の生産性や活力を向上させるのに役立ちます。
また、ランニング中にはエンドルフィンという快楽ホルモンが分泌されるため、ストレス解消にも効果的です。
エンドルフィンは、子牛や豚の脳から発見されたもので「体内で分泌されるモルヒネ」を意味しています。モルヒネの数倍の鎮痛効果があり、気分が高揚したり幸福感が得られるという作用があります。
引用:β-エンドルフィン | e-ヘルスネット(厚生労働省)
これら3つのホルモンの相乗効果で、ランニング後には脳がスッキリとして、仕事や勉強に取り組みやすくなるでしょう。
ランニング仲間ができる:世界が広がる・ビジネスチャンス
健康意識の高い経営者やビジネスマンの多くが朝ランを習慣にしているので、朝ランはビジネスマンにとって人脈拡大のチャンスとも言えます。
都心の高所得者が多く住むエリアなら特にそういった傾向が強いでしょう。
新しくできたつながりを通して人脈が広がり、ビジネスチャンスに繋がる可能性もあります。
ランニング中によく会う人には積極的に挨拶してみるのがオススメです。
睡眠の質が向上:セロトニン・メラトニンの効果UP
朝日を浴びることで、体内でセロトニンというホルモンが分泌されます。
このセロトニンには仕事への意欲や向上心を高める効果や鬱病予防に効果的と言われています。
また、ヒトが眠る時にはメラトニンというホルモンが分泌されます。
メラトニンは「睡眠ホルモン」とも呼ばれ、質の良い睡眠に大きな役割を果たします。
セロトニンはこのメラトニンの材料になるため、朝日を浴びてセロトニンを分泌させることは眠る際のメラトニン分泌にもつながり、睡眠の質を高めることになるのです。
朝ランは朝日をたっぷり浴びて、健康的にホルモンバランスを整えるのに最適な習慣と言えるでしょう。
ダイエット効果:筋肉が増えて基礎代謝がUP → スタイル・顔色も良くなる
朝ランはダイエットに効果的です。
ランニングによって下半身の筋肉が増えると、基礎代謝がUPしやすくなります。
全身の筋肉のうち、下半身が占める割合はなんと60〜70%。つまり、脚の筋肉を鍛えれば、全身の60%以上を鍛えられるということになる計算です。
引用:下半身の筋肉が全身で占める割合は70%。瘦せやすい体づくり、最初は下半身から
基礎代謝が向上すると、一日のカロリー消費量が増加して痩せやすくなると言われています。
その結果、スタイルや顔つきも良くなり良いことづくめと言えるでしょう。
藤田教授は、ポーラ化成工業との共同研究で、「筋トレが肌の若返りをもたらす」ことを確認したという。40~50歳の女性に、一方はエアロバイクによる有酸素運動、もう一方は筋トレをする群に分かれてもらい、それぞれ週2回、4カ月間行った。その結果、いずれの群でも皮膚の弾力と真皮の構造が改善したという。「さらに、筋トレ群では、真皮の厚みの増加が確認されました。これは、筋トレによって”バイグリカン”という真皮を構成する成分が増加したためと推測しています。真皮が厚い人は顔のシミやシワ、たるみが少なく、若々しく見えることもわかっています。見た目のアンチエイジングのためにも、ぜひ筋トレに挑戦しましょう」(藤田教授)
引用:筋トレ効果は顔にも表れる? 積み重ねでカラダ若返り – 日本経済新聞
朝のランニングのデメリットと対策:何事にも事前準備が大切
朝のランニングのデメリットと対策にはこれらがあります。
- 午後眠くなりやすい:15~30分以内の仮眠を取る
- 女性はストーカー被害のリスクがある:一緒に走る仲間を作る・ジムで走る
- 突然死や怪我のリスクがある:十分な事前準備でハンガーノック対策
- 紫外線で老け顔になりやすい:紫外線対策・ジムで走る
午後眠くなりやすい:15~30分以内の仮眠を取る
朝にランニングすると、午後過ぎあたりから強い眠気に襲われやすくなる方もいるかもしれません。
そういった場合は、眠くなったりしたタイミングで15〜30分以内の仮眠を取るのがオススメです。
仮眠は脳の疲労を回復させるのに最適と言えます。
ただし、仮眠の時間は長くても30分以内に抑えるようにしましょう。
それ以上の長時間の仮眠は逆に眠気を増やしてしまうと様々な論文で報告されています。
必要以上に長く寝すぎると目覚めの悪さ(睡眠慣性)が生じるため、30分以内の仮眠が望ましいことが示されている
引用:健康づくりのための睡眠指針2014_厚生労働省健康局
また、仮眠の時間帯は午後3時までにすることが理想的です。
それより後の時間帯に仮眠をとると、夜の睡眠に影響する可能性があります。
女性はストーカー被害のリスクがある:一緒に走る仲間を作る・ジムで走る
朝ランは女性の場合、ストーカー被害に遭うリスクがあります。
そのため、以下のような対策を取ることが推奨されます。
- 一緒に走る仲間を作る:地域のコミュニティや社会人サークルなどで朝ラン友達を作る。
- 走るコースを定期的に変える:定期的にコースを変えればストーカーに捕捉されにくくなる。
- スポーツジムで走る:優良なジムならスタッフの監視の目があるので安全に走れる。
- パーソナルジムで走る:通常のジムでナンパされるなどの心配がある方はパーソナルジムを利用することも選択肢の一つ。
何事にも不測の事態はつきものです。
小型の防犯グッズを携帯するなど色々と工夫してみるのとよいでしょう。
なお、どうしても心配という方はいっそ自宅にランニングマシーンを購入するのもよいかもしれません。
突然死や怪我のリスクがある:十分な事前準備でハンガーノック対策
適切な事前準備なしに朝のランニングを行うと、突然死や怪我のリスクが高まります。
そのため、以下の事前準備が大切と言えるでしょう。
- 寝起きに白湯や適度なミネラル成分を含む温かいお茶などを飲んで水分補給し、体を中から温めてスイッチを入れる。(飲み過ぎはお腹がタプタプになるので注意)
- 準備体操やストレッチをして筋肉や関節をほぐす。
- 消化の良いバナナやチョコレートなどで軽く糖分や栄養を摂る。
完全な空腹状態でランニングを行うと、ランニング中に低血糖症状で危険な状態になる、所謂ハンガーノックのリスクが生じる危険性があります。
「ハンガーノック」という言葉は持久系競技の世界で定着した言葉です。別名「ヒットザウォール(壁にあたる)」とも呼ばれます。突然、空腹感に襲われ、壁に突き当たったように失速することからこの名があります。本態はエネルギー切れ、つまり低血糖です。低血糖というと糖尿病の治療中に、インスリンなどの薬が効き過ぎて起こることがよく知られています。しかし健康な人でも特に運動中に、顕著な低血糖を起こすことがあります。脳は常に多量のブドウ糖を必要とするので、血糖値が下がると身体に運動抑制をかけます。そのため脚に力が入らなくなり、走る意欲も失います。低血糖そのものも危険な状態ですが、ペースダウンとともに、いっきに身体が冷え「低体温症」に移行するランナーもよくみかけます。このため、熱エネルギー源である糖質を早い段階から定期的に摂ることが勧められます。
引用:メディカル関係者からのアドバイス|メディカル情報|第9回神戸マラソン公式サイト
なお、走る前に塩分が高い食事は避けましょう。
過度な塩分は血圧を上げるので、ランニング中に心臓に負担がかかる可能性があります。
紫外線で老け顔になりやすい:紫外線対策・ジムで走る
朝ランをする際には紫外線対策が重要です。
紫外線は肌にダメージを与えて老け顔の原因にもなります。
朝ランの紫外線対策としては、以下がオススメです。
- 日焼け止めを塗る
- 帽子をかぶる
- スポーツサングラスを付ける(紫外線による目のダメージを軽減)
- 長袖や長ズボンで走る(夏場は通気性の良いコンプレッションウェアを着る)
- ジムで走る
屋内のジムでは紫外線を気にせずにランニングができるのでオススメです。
朝ランニングをはじめる際の注意点:勘違いしている人が多すぎなポイント
朝ランニングをはじめる際の注意点にはこれらが挙げられます。
- 初日から頑張り過ぎない:三日坊主の原因
- いきなり長距離走ろうとしない:徐々に体をならす
- 走る目的を明確化する:継続の鍵
- 自分の体質(ハードゲイナー・イージーゲイナー)を理解する:スマートウォッチがオススメ
- オーバートレーニングに注意する:適度な休憩日を入れる
- 走った日の夜は飲酒厳禁:筋肉の回復に悪影響の可能性あり
- ランニング後にはタンパク質多めの食事をとる:煮干し・鰹節がオススメ
- ランニング後の食事は食べる時間と食べ物に注意する:消化不良の原因に注意
- 長時間のランニングは逆効果:コルチゾールに注意
初日から頑張り過ぎない:三日坊主の原因
朝ランをはじめるときは、初日から頑張り過ぎないことが大切です。
初日から飛ばすと、三日坊主になりやすい傾向があります。
次回のやる気を保つためには、もう少し走れる余力を残して切り上げるのがオススメです。
いきなり長距離走ろうとしない:徐々に体をならす
朝のランニングをはじめるときは、いきなり長距離を走ろうとしないことが大切です。
急に運動量を増やすと体に負担がかかり、怪我のリスクが高まります。
特に30代以降で普段から運動をしていない人は、筋肉や関節の柔軟性が低下しているので注意が必要です。
朝ランニングは、徐々に体を慣らしていくことが効果的なので、無理をしないで自分のペースで走りましょう。
走る目的を明確化する:継続の鍵
朝ランを習慣化するには、走る目的を明確化することが大切です。
- ダイエット目的
- 生産性向上
- 出会い
- ストレス解消
- 健康維持…etc
人間は明確な目的があると、モチベーションが高まる傾向があるので、何を最も重視するのか事前に書き出しておくと継続しやすくなります。
また、目的に応じてランニング後の行動を最適化すると効果的です。
- ダイエット目的なら脂質を控える
- 生産性向上なら朝の仕事の優先順位を効率化する…etc
朝ランニングは目的を持って楽しく走ることが成功の鍵と言えるでしょう。
自分の体質(ハードゲイナー・イージーゲイナー)を理解する:スマートウォッチがオススメ
朝のランニングを効果的に行うためには、自分の体質を理解することが大切です。
体質によって最適な走る距離やペース、食事などが変わってきます。
体質の理解にオススメの動画
自分の体質を知るには、ランニング中にスマートウォッチを身に付けたり、体組成計を使って、基礎代謝やカロリー消費、筋肉量などの日々の変化を記録するとよいでしょう。
これらのデータから、自分の体がランニングを通してどのように変化しているかを把握できます。
朝ランをしてもなかなか痩せない、逆に太った、などの悩みがある場合は、専門の資格を持ったパーソナルトレーナーや医師に相談してみましょう。
オーバートレーニングに注意する:適度な休憩日を入れる
朝ランニングはオーバートレーニングに注意することが大切です。
オーバートレーニングとは、筋肉が回復する前に過度な運動を繰り返すことで、パフォーマンスが低下したり、ケガや疲労が溜まったりすることを言います。
オーバートレーニングを防ぐには、適度な休憩日を入れることが必要です。
休憩日は、週に1〜2日程度が目安ですが、人によって筋肉の回復力は違います。
自分の体の状態を感じながら無理のないペースで走ることが、朝ランニングの効果を高めるコツです。
走った日の夜は飲酒厳禁:筋肉の回復に悪影響の可能性あり
走った日の夜は飲酒を控えることが大切です。
飲酒は筋肉の回復に悪影響を及ぼす可能性があります。
アルコールを飲むと、肝臓がアルコールの分解に忙しくなり、筋肉を修復するために必要なタンパク質の合成が妨げられるという説があります。
We provide novel data demonstrating that alcohol consumption reduces rates of MPS following a bout of concurrent exercise, even when co-ingested with protein. We conclude that alcohol ingestion suppresses the anabolic response in skeletal muscle and may therefore impair recovery and adaptation to training and/or subsequent performance.
日本語訳
我々は、アルコールを摂取すると、タンパク質と同時に摂取した場合でも、運動後のMPSの割合が減少することを示す新しいデータを提供する。アルコール摂取は骨格筋の同化反応を抑制するため、トレーニングやその後のパフォーマンスに対する回復や適応を損なう可能性があると結論づけた。
引用:Alcohol Ingestion Impairs Maximal Post-Exercise Rates of Myofibrillar Protein Synthesis following a Single Bout of Concurrent Training | PLOS ONE
また、アルコールは睡眠の質を低下させることでも知られています。
睡眠は筋肉の回復に欠かせない重要な役割があるので、朝ランした日の飲酒は控えるようにしましょう。
ランニング後にはタンパク質多めの食事をとる:煮干し・鰹節がオススメ
ランニングの後にはタンパク質を多く含む、バランスの良い食事をとることがおすすめです。(ランニング直後の重い食事は消化不良の要因になる可能性があるので注意。)
タンパク質は筋肉の回復や増強に必要な栄養素と言われています。
タンパク質が多い食品としては、煮干しや鰹節が挙げられます。
これらは100gあたりのタンパク質含有量の割合が非常に高く、手軽に食べられてオススメです。(小腹が空いたとき用に机の近くに置いておくのもオススメ)
なお、煮干しは塩分無添加でそのまま食べられるものがオススメです。
ランニング後の食事は食べる時間と食べ物に注意する:消化不良の原因に注意
ランニングの後の食事には注意が必要です。
ランニング後は普段より消化機能が低下していると言われています。
そのため、消化不良の原因となりやすい食べ物や食べ方は避けたほうがよいでしょう。
具体的には、以下の二つのポイントに注意してみてください。
- ランニング後30分以内には、消化に負担をかけにくいものを少量食べて失った栄養やミネラル等を補給する。
- ランニングした日には、油の多い食事は控える。油の多い食事は胃にとどまる時間が長く、胸やけや胃もたれの原因になると言われている。
長時間のランニングは逆効果:コルチゾールに注意
ランニングは健康に良いと思われがちですが、長時間走りすぎると逆効果になることもあるようです。
その理由は、ストレスホルモンの一種であるコルチゾールの分泌が増えるからとされています。
コルチゾールは短期的にはエネルギーを生み出す役割をすると言われていますが、長期的には筋肉や免疫力などに悪影響を与える可能性もあるようです。
まず第1に、有酸素トレーニングは、コルチゾール(ストレスホルモン)値を上昇させる。それで炎症が起こり、加齢が加速する。コルチゾール値が高まると、体内の酸化物質の量が増加する。この酸化物質が、脳、心臓、消化管、その他の器官の炎症を増大させる。
筋力トレーニングでもコルチゾール値は上昇するが、その上昇分は、ほかの有益なホルモンの放出で相殺される。だが有酸素運動では、その放出が起こらないのだ。
引用:長距離の「有酸素運動」は脳を老化させる | シリコンバレー式超ライフハック | ダイヤモンド・オンライン
そのため、ランニングの時間や強度を適切に調整することが重要と言えるでしょう。
一般的には、週に3〜4回、1回につき30分程度のランニングが効果的と言う専門家の意見が多いです。
冬場の朝ランニングにオススメの服装
冬場の朝ランニングにオススメの服装は、以下の動画を参考にするのがオススメです。
朝ランニングにオススメのアイテム:形から入るのも継続の鍵
朝のランニングには以下のアイテムがオススメです。
スマートウォッチ
前述の通り、スポーツ向けのスマートウォッチならランニング中やランニング後の体の変化をリアルタイムで計測できるのでオススメです。
色々な種類のものがあるのでスポーツショップや家電量販店で店員さんに相談してみるとよいでしょう。
ランニングシューズ
ランニングをするなら、ランニングシューズは必須のアイテムです。
人によって筋肉量や骨格、走り方などが違うので、自分に合ったシューズを選ぶことが大切と言えます。
合わないシューズは怪我の原因にもなりかねません。
そのため、スポーツショップで実際に試し履きをして、店員さんのアドバイスを聞くことをオススメします。
専門店の店員さんはシューズに詳しいケースが多いので、用途に最適なシューズを教えてくれるでしょう。
朝のランニングを楽しく快適にするために、ランニングシューズの選び方には注意しましょう。
防水イヤホン
防水イヤホンは汗や雨に濡れても大丈夫なので、ランニング中も快適に音楽を楽しめてオススメです。
また、イヤホンはノイズキャンセリングが強すぎないものを選ぶようにしてください。
ノイズキャンセリングが強すぎると外音が聞こえないので、事故に巻き込まれるリスクが高まり危険です。
スマホポーチ・ランニングポーチ
スマホポーチやランニングポーチは、必要なものだけ入れて走れる便利なアイテムです。
腕に巻くタイプやバッグタイプなど様々な種類があるので、使いやすいものを選ぶとよいでしょう。
ポケットにスマホを入れて走ると、落として破損する可能性がありますが、スマホポーチやランニングポーチに入れておけば安心です
コンプレッションウェア
朝のランニングにオススメのアイテムとして、コンプレッションウェアがあります。
コンプレッションウェアは着圧で筋肉をサポートしてくれるので、疲労回復や怪我予防に期待ができます。
また、着用することで着圧により見た目がシュッとするので、ファッション性の観点でもオススメと言えます。
朝ランニングの効果を倍増させる裏技・秘訣・テクニック
朝ランニングの効果を倍増させる裏技・秘訣・テクニックにはこれらがあります。
- ランニング後にサウナで整える:気持ち良すぎてハマる → 継続できる
- スクワットをしてから走る → 痩せやすくなる
- ランニング後と就寝前に十分なストレッチをする:怪我予防と筋肉回復を促進
- ランニング前に脂肪燃焼効果UPが期待できる飲料を飲む:コーヒー・純リンゴ酢がオススメ
- もう少し走りたいと感じたときにやめる:過ぎたるは及ばざるが如し
ランニング後にサウナで整える:気持ち良すぎてハマる → 継続できる
試したことのある方の多くが口を揃えて言いますが、朝ランの後に入るサウナには格別の気持ちよさがあります。
サウナでドロドロの汗を流してスッキリできるので、ランニング後の体臭予防も期待できるでしょう。
朝サウナの効果や入り方については、以下の記事で詳しく解説してありますのでご参照ください。
朝サウナのメリットや効果・注意点と知らないと恥ずかしい入り方の必須ルールを解説します!
スクワットをしてから走る → 痩せやすくなる
走る前の準備体操にスクワットを取り入れると、脂肪燃焼効果UPの観点でオススメと言えます。
また、スクワットをゆっくり10回程度やるだけでも、簡単に体の体温が上がりやすいのでウォーミングアップにも最適です。
スクワットで下半身の筋肉を鍛えれば効率よく基礎代謝を高められます。
基礎代謝が高いと、走っている間だけでなく、その後もカロリーを消費しやすくなると言われています。
全身の筋肉のうち、下半身が占める割合はなんと60〜70%。つまり、脚の筋肉を鍛えれば、全身の60%以上を鍛えられるということになる計算です。
引用:下半身の筋肉が全身で占める割合は70%。瘦せやすい体づくり、最初は下半身から
スクワットは太腿の表・裏・お尻といった下肢全体をまんべんなく鍛えるレジスタンス運動の種目のひとつです。
引用:スクワット | e-ヘルスネット(厚生労働省)
ランニング後と就寝前に十分なストレッチをする:怪我予防と筋肉回復を促進
朝のランニングをした後は、十分なストレッチをすることが大切です。
ストレッチはランニングで疲労した筋肉をほぐして怪我を予防し、筋肉の回復を促進する効果があると言われています。
筋肉を適切に回復させることができれば、次回のランニングでの怪我の心配が減ります。
また、ストレッチはランニング後だけでなく、就寝前にもすると良いと言われています。
就寝前のストレッチは、睡眠の質を向上させる効果が期待できます。
夜ジムに行っている人は、ジムのマッサージチェアを利用するのもオススメです。
マッサージチェアは、深部の筋肉までほぐす効果が期待できます。
また、自宅で簡単にできる方法としては、マッサージローラーや筋膜リリースガンを使うのもオススメです。
筋膜リリースガンは刺激レベルを自由に調整でき、ピンポイントで部位を手軽にマッサージできます。
ランニング前に脂肪燃焼効果UPが期待できる飲料を飲む:コーヒー・純リンゴ酢がオススメ
ランニング前に脂肪燃焼効果が期待できる飲料を飲むのもオススメです。
おすすめの飲料は、コーヒーと純リンゴ酢です。
コーヒーに含まれるポリフェノールは、脂肪を分解する酵素の働きを促進し、脂肪燃焼効果をアップさせると言われています。
また、純リンゴ酢に含まれるクエン酸は、脂肪の代謝を活発にし、脂肪燃焼効果と疲労回復効果をもたらすと言われています。(大さじ一杯程度をコップ一杯の水に混ぜて飲むのがオススメ)
ただし、人それぞれ体質が異なるので、体質に合わない場合は飲まないようにしましょう。
もう少し走りたいと感じたときにやめる:過ぎたるは及ばざるが如し
一部前述しましたが、朝ランを習慣化するにはもう少し走りたいと感じたときにやめるのがポイントです。
これは、過ぎたるは及ばざるが如しという言葉にもあるように、習慣化する前に調子に乗って走りすぎると、筋肉痛や体を痛めたり、燃え尽き症候群になってしまう可能性が高まるからです。
「もう少し走りたいな…」と思った気持ち良いと感じるタイミングで切り上げると、次回の朝ランに対するモチベーションが高まり、継続しやすくなります。
朝ランニングにオススメの三日坊主対策
朝ランニングにオススメの三日坊主対策にはこれらがあります。
半強制目覚ましアプリを使う
朝ランをする気はあるものの、やる気だけではなかなか朝起きれないと言う方も多いでしょう。
そういった方には絶対起きれる目覚ましアプリがオススメです。
アプリの紹介動画
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アプリの詳細はこちら
目覚ましアプリ「メザミー」|早起き・朝活の習慣化、寝坊・二度寝の完全防止に
ランニングする服装で練る
冬場の朝ランの三日坊主対策にはランニングする服装で寝るのがオススメです。
そうすることで、朝起きたときに、着替える手間や寒さを感じることなく、すぐにランニングに出かけられるというメリットがあります。
また、ランニングする服装で寝ることで、自分にプレッシャーをかけ、朝にランニングをするという意志を強めることができるでしょう。
カレンダーに走る日を書いて○×をつける
朝ラン出来た日、出来なかった日をカレンダーに◯☓印をつけることで、自分の行動を視覚的に記録し、失敗したときの罪悪感や後悔を強めることができます。
朝ラン出来た日は◯、サボったら☓。
◯が連続するようになると、☓をつけたくなくなるので朝ランしたい気持ちが強くなりやすいでしょう。
これは行動心理学における損失回避の法則を活用したものです。
損失回避の法則とは、人は得るよりも失うことに強く反応するという心理学の原理です。
「朝 ランニング」に関連してよくある質問・Q&A
- ランニングウェアを買うのに安くてコスパのいいお店を教えてください。
- 朝のジョギングは体に悪いと言われるのはなぜですか?
- 朝のランニングの後にはプロテインサプリを摂取したほうがよいですか?
- 朝ランニングは起きてから何分後がオススメですか?
- 朝ランニングには何分がオススメですか?
以下、それぞれ解説します。
ランニングウェアを買うのに安くてコスパのいいお店を教えてください。
ワークマンやユニクロが安くてオススメです。
特にワークマンは高機能のアイテムが非常に低価格で売られているので、一度は行ってみることをオススメします。
女性向けにはワークマンプラスがあります。
朝のジョギングは体に悪いと言われるのはなぜですか?
事前準備や注意事項を守らず行い、怪我や病気になる人がいるからかもしれません。
注意点は本記事で解説していますのでご参照ください。
朝のランニングの後にはプロテインサプリを接種したほうがよいですか?
プロテインサプリには健康被害があるなど賛否両論あります。
一般的な方の朝ラン程度なら、基本的にバランスの良い食事や食生活で十分と言えるかもしれません。
自分の体質を観察しながら色々と試してみるのがよいでしょう。
なお、持病がある方や高齢の方は必ずかかりつけの医師に相談してください。
朝ランニングは起きてから何分後がオススメですか?
起床後30分以上経ってからがオススメです。
準備体操やストレッチで十分に体をほぐして温めてから走ると、怪我のリスク対策にもなるでしょう。
朝ランニングには何分がオススメですか?
30分程度がオススメです。
詳しくは本記事で解説していますが、あえて言うなら、個人差があるので自分が一番気持ちが良いと感じるペースでやるのが良いでしょう。
まとめ
本記事では以下について解説しました。
朝にランニングする効果やメリット:朝ランはビジネスパーソンの強い味方
- 一日の生産性・活力が向上:ストレス解消で脳がスッキリ
- ランニング仲間ができる:世界が広がる
- 睡眠の質が向上:セロトニン・メラトニンの効果UP
- ダイエット効果:筋肉が増えて基礎代謝がUP → スタイル・顔色も良くなる
- 午後眠くなりやすい:15~30分以内の仮眠を取る
- 女性はストーカー被害のリスクがある:一緒に走る仲間を作る・ジムで走る
- 突然死や怪我のリスクがある:十分な事前準備でハンガーノック対策
- 紫外線で老け顔になりやすい:紫外線対策・ジムで走る
朝ランニングをはじめる際の注意点:勘違いしている人が多すぎなポイント
- 初日から頑張り過ぎない:三日坊主の原因
- いきなり長距離走ろうとしない:徐々に体をならす
- 走る目的を明確化する:継続の鍵
- 自分の体質(ハードゲイナー・イージーゲイナー)を理解する:スマートウォッチがオススメ
- オーバートレーニングに注意する:適度な休憩日を入れる
- 走った日の夜は飲酒厳禁:筋肉の回復に悪影響の可能性あり
- ランニング後にはタンパク質多めの食事をとる:煮干し・鰹節がオススメ
- ランニング後の食事は食べる時間と食べ物に注意する:消化不良の原因に注意
- 長時間のランニングは逆効果:コルチゾールに注意
- ランニング後にサウナで整える:気持ち良すぎてハマる → 継続できる
- スクワットをしてから走る → 痩せやすくなる
- ランニング後と就寝前に十分なストレッチをする:怪我予防と筋肉回復を促進
- ランニング前に脂肪燃焼効果UPが期待できる飲料を飲む:コーヒー・純リンゴ酢がオススメ
- もう少し走りたいと感じたときにやめる:過ぎたるは及ばざるが如し
- ランニングウェアを買うのに安くてコスパのいいお店を教えてください。
- 朝のジョギングは体に悪いと言われるのはなぜですか?
- 朝のランニングの後にはプロテインサプリを接種したほうがよいですか?
- 朝ランニングは起きてから何分後がオススメですか?
- 朝ランニングには何分がオススメですか?
朝ランは充実した一日を始めるのに最適な健康習慣と言えます。
是非本記事を参考に明日から朝のランニングに挑戦してみてください。
朝のランニングの後には朝風呂もオススメです。