朝の時間を充実させる趣味の1つとして注目されている、朝活書写。
「朝活書写はどうやってやるの?」「何が魅力?」「初心者でも大丈夫?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
今回は、朝活書写のメリットや具体的なやり方、楽しく続ける方法などを詳しくお伝えしていきます。
朝活書写におすすめの文房具も紹介するので「これから朝活書写を始めたい」と思っている人は、ぜひ参考にしてください。
Table of Contents
朝活書写とは?

「朝活書写」とは、仕事や学校に行く前の朝の時間帯に、お題となる文章を紙に書き写す活動のことを指します。
特に明確なルールが決められているわけではありませんが、原稿用紙やノート、便箋などに、万年筆やガラスペン、ボールペン、筆ペンなどを使って書く人が多いです。
わざわざ特別な道具を揃える必要がないので誰でも始めやすく、手軽な趣味や日課として注目されています。
朝活書写を行う5つのメリット

朝活書写を行うメリットは、主に次の5つです。
- 生活リズムが整う
- 集中力が高まる
- 姿勢がよくなる
- ストレス解消につながる
- 文字がきれいに書けるようになる
それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。
生活リズムが整う
朝活書写を始めると、早起きが習慣化されるため、生活リズムが整いやすくなるのが大きなメリットです。
早起きをすると、そのぶん夜は自然と早い時間に眠くなるので、なんとなくスマホを眺めながらダラダラと夜更かししてしまうということも少なくなるでしょう。
生活リズムが整うと、体調や精神が安定しやすくなるため、心身ともに健康的に過ごせるようになります。
早起きのメリットについては「早起きの絶大なメリット5つと早起きのコツ」の記事も参考にしてください。
集中力が高まる
書写を行うときは、文章の意味を考えながら、文字の「とめ」「はね」「はらい」などの形もよく観察して書き写すため、集中力が高まります。
特に早朝は、睡眠によって脳や体がリフレッシュされているので、いつも以上に集中力が発揮できるのが魅力。
「嫌なことを忘れて何かに没頭したい」というときにもピッタリです。
姿勢がよくなる
書写を行うときは、背筋をピンと伸ばし、肩の力を抜いて、正しい姿勢で書くのが大切です。
そのため、朝活書写を習慣にすると、自然と正しい姿勢を心がけるようになり、普段の姿勢も改善されます。
姿勢がよくなると、スタイルがよく見えるだけでなく、肩や首がこりづらくなるなど、さまざまなメリットが得られます。
ストレス解消につながる
イライラやモヤモヤなど、余計な感情を手放して文章を書くことだけに集中できる朝活書写は、ストレス解消にも効果的です。
集中して文字を書くと、ベータ・エンドルフィンという、幸福感をもたらす脳内物質が分泌されるとも言われています。
まだ起きている人の少ない早朝の静けさの中、ペンを片手に文章と向き合う時間は、自分の心を整える癒やしの時間になるでしょう。
文字をきれいに書けるようになる
朝活書写では、お手本の文章を見て丁寧に1字1字書き写すため、字を丁寧に書くことが習慣化され、徐々にきれいな文字が書けるようになっていきます。
「字は人を表す」という言葉があるように、文字がきれいだと「品がある」「賢そう」「誠実そう」など、良いイメージを抱いてもらえることが多いものです。
手紙や履歴書など、文字を手書きする場面では字がきれいだと相手に好印象を与えられるため、字がきれいだと何かと得をするケースも珍しくありません。
朝活書写のやり方

朝活書写の具体的なやり方は、次の4ステップです。
1.早起きする
2.書写のお題を選ぶ
3.使う文房具を選ぶ
4.お題を見ながら書き写す
それぞれのステップごとに、詳しく見ていきましょう。
1.早起きする
まずは、朝活書写を行う時間を確保するために早起きしましょう。
仕事が始まる時間や出かける時間から逆算し、余裕を持って、無理のない時間に起床してください。
なお、睡眠時間が足りていないと、朝起きるのがつらくなってしまうので、前日の夜は早めに寝ることをのがおすすめしまです。
早起きを習慣化するためのコツについては「もう挫折しない!早起きを習慣化するたった1つの行動と3つのコツとは?」の記事もご覧ください。
2.書写のお題を選ぶ
朝活書写のお題となる文章を選びます。
好きな小説の一文や、心に残った詩、新聞の記事など、自分が書きたいと思ったものをお題として選びましょう。
お題選びに細かいルールはありませんが、最大100字程度の短い文章を選ぶのが主流です。
3.使う文房具を選ぶ
お題が決まったら、朝活書写に使う文房具を選びましょう。
どんな紙にどんなペンで書くのか、お題に合わせて工夫するのも趣きがあってステキです。
もちろん、普段から使っているノートとボールペンでもOK。自分が書きやすいものを選びましょう。
4.お題を見ながら書き写す
準備ができたら、お題の文章をじっくりと確認しながら、実際に紙に書き写していきます。
文字の形(とめ、はね、はらいなど)や、文字と文字の間隔などに注目しながら、丁寧に書き上げていくのがポイントです。
集中すると肩に力が入ってしまったり、猫背になってしまったりすることもあるため、書くときの姿勢にも意識を向けましょう。
朝活書写のお題に困ったときは?

朝活書写を毎日行っていると、お題選びに困ってしまうことも少なくありません。
そんなときは、書写のお題を投稿しているTwitterのアカウントを参考にしてみるのも1つの手です。
特に多くの人から注目されているのが「朝活書写のお題@asakatsu_shosha」のアカウント。青空文庫から抜粋された一文が、朝活書写のお題として毎朝5時にツイートされます。
「食」に関する文章に特化したお題なら「飯テロ書写のお題@gourmand_shosha」のアカウントがおすすめです。こちらは、毎週水曜日と土曜日の朝にツイートされます。
また、投稿が不定期ではあるものの、頭の中に情景が浮かびやすい文章をお題としてツイートしている「空想書写@img_shosha」のアカウントも幅広い世代に人気です。
ほかにも書写のお題をツイートしているアカウントはたくさんあるので、ぜひ自分の好みに合ったお題を探してみてください。
朝活書写を楽しく続ける3つのポイント

「朝活書写を習慣化したいけど」「でも、ちゃんと続けられるか不安」と思っている人もいるのではないでしょうか。
ここでは、朝活書写を楽しく続けるためのポイントを3つお伝えします。
- 文房具にこだわる
- 書いたものをSNSに投稿する
- 一緒に朝活書写をやる仲間を見つける
それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。
文房具にこだわる
朝活書写を楽しく続けるためには、使う文房具にこだわるのがおすすめです。
見た目が美しいガラスペンや、使うほどに味わいが増す万年筆など、お気に入りの文房具が見つかれば、朝活書写の時間がより一層待ち遠しくなります。
また、お気に入りのインクを複数集めて、お題に合わせて色味を変えてみるのも、朝活書写を飽きずに続けられるコツの1つです。
書いたものをSNSに投稿する
書いたものを写真に撮ってTwitterやInstagramなどに投稿するのも、朝活書写を楽しく続けるためのポイントの1つです。
自分が書いた作品に「いいね」やコメントなどの反応があるとモチベーションが上がり、朝活書写を続けていくための原動力にもつながります。
投稿する際には、ハッシュタグ「#朝活書写」をつけましょう。同じように朝活書写をやっている人同士、横のつながりが広がりますよ。
一緒に朝活書写をやる仲間を見つける
朝活書写を楽しく続けるためには、一緒に朝活書写をやる仲間を見つけるのが得策です。
朝活書写を一緒にやる仲間がいるとモチベーションを保ちやすく、「今日は眠いからやらなくてもいいか」とサボってしまうことも少なくなります。
早朝に友達とカフェなどに集まって朝活書写会を行う、あるいはSNSで仲間を募り、Zoomなどを使ってオンラインで朝活書写会を行うのもおすすめです。
朝活書写はどんな人におすすめ?初心者でもできる?

朝活書写は、特別な道具やスキルが必要なく、紙とペンさえあれば誰でもどこでも始められるため、書写の初心者でもまったく問題ありません。
特に朝活書写がおすすめなのは、次のような人です。
【朝活書写がおすすめな人】
- 早寝早起きを習慣づけたい人
- ゆとりのある生活がしたい人
- 美文字に憧れている人
- 文房具が好きな人
- 趣味が欲しい人
- 向上心がある人
など。
朝活書写におすすめの文房具は?

「せっかく朝活書写をやるなら、道具にこだわりたい」「でも何を選べばいいのかわからない」という人に向けて、初心者でも使いやすい朝活書写におすすめの文房具を紹介します。
- 朝活書写オリジナルフラットA5ノート
- パイロット 万年筆 ライティブF(細字)FLT-2SR-ANV-F
- エルバン ガラスペン&インクセット 専用箱入
それぞれの特徴やおすすめポイントを見ていきましょう。
朝活書写オリジナル フラットA5ノート

引用元:with C note 公式
朝活書写のために作られたwith C noteの「朝活書写オリジナルフラットA5ノート」は、各マスに十字の補助線が入っているため、初心者でも文字のバランスが取りやすいのが特徴です。
ページを開くと完全にフラットになるので、ノートの段差が邪魔にならないのも嬉しいポイント。
日付やナンバーをメモできるフリー枠がある点や、インクが裏に透けづらい紙が使用されている点など、朝活書写に使いやすいよう工夫が凝らされたノートです。
パイロット 万年筆 ライティブF(細字)FLT-2SR-ANV-F
FLT-2SR-ANV-F-1024x683.jpg)
引用元:Amazon
軽くて持ち運びにも便利なパイロットの万年筆「ライティブ」は、スルスルとなめらかな書き味が特徴。
普段ボールペンを使っていて筆圧が高くなりがちな人でも、ペン先がやや硬めで細字タイプの万年筆を選べば、違和感なく書き上げられます。
インクは、交換が手軽なカートリッジ式と、バリエーションが豊富なコンバーター式のどちらにも対応しているため、用途に合わせて使い分けできるのも魅力です。
エルバン ガラスペン&インクセット 専用箱入

引用元:Amazon
パリの老舗ブランドとして知られるエルバンのガラスペンは、1本1本手作業で作られた美しいフォルムが魅力的。
作りがシンプルで初心者でも扱いやすく、カラーバリエーションも豊富なので、きっとお気に入りの1本が見つかるはずです。
ペンとインクがセットになっているため、届いた日からすぐに朝活書写を始められます。
まとめ:早起きして朝活書写を始めよう!

ストレス解消や集中力アップにも効果が期待でき、コツコツと継続していけば、良い姿勢や美文字も手に入る、魅力いっぱいの朝活書写。
気になっている人は、さっそく明日から早起きをして、朝活書写を始めてみてはいかがでしょうか。
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